「覚悟」の影響力

前回のコラムで後継者の「覚悟」とは

「後継者自身が経営した先にある最悪のシナリオを予想し、
そうなってしまうかもしれない自らの人生を受け止める心構え」

と解説しましたが、どうやら覚悟を持った後継者のほうが成果出しているようなので
今回はその覚悟がもたらす影響力について考察してみます。

覚悟を持った人と言われて思いつくのはだれでしょう。

私が思いついたのは、
野茂英雄
三浦知良
・・・
(事業家や政治家の名前をあげると、よくなさそうなのでスポーツ選手をあげてみました)

いろんな有名人が頭に浮かびますよね。
覚悟を持って人生をかけたからこそ大きな成果や価値を手に入れていのではないかなと思います。

一方で、身近なところで覚悟を持った人っていますか?

みなさんがリスペクトする人物の中にはいると思いますが、多いかというとそこまで多くもなさそう。

私は経営者や後継者と出会い、ガチンコで向き合う時間が一般の人より多いので、覚悟をもって経営しているか、そうでないかは、比較的すぐわかるのですが、
やっぱり覚悟をもって経営している、事業承継と向き合っている後継者のほうが成果を出していると思います。

なんで成果をだしているのか、覚悟をもった経営者や後継者に共通するものをピックアップしてみます。

・自立一貫性 ・・・ぶれないで進む
・バイタリティ・・・立ち止まらない
・ストレス耐性・・・苦しくても心折れない
・巻き込む  ・・・他者や社員を巻き込む

覚悟をもった後継者はこのような行動の特徴があるなあと思います。

覚悟をもった後継者は、

「弾丸のようにぶれずにまっすぐ進んでいく。」

能力やスキルはどうあれ、まっすぐに確実に進む経営者は成果を出しやすいものです。

その姿に回りは魅了され、フォロワーが増え、パートナーも増える。
結果として、周りを巻き込みながらうまくいく。

覚悟をもった人は、魅力的な人が多いですが、今回はそれがなぜ成果に結びつくのか考察してみました。

覚悟の影響力はすごいです。

後継者の学校 代表 大川原

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